7月4日午後、SDGs国際少年児童アニメ・漫画絵画展の開幕式が行われた。
本展は日中両国の子供たち及び、両国の芸術家、教育者、保護者が集まる文化交流として、“SDGs国際青少年マンガ展2024実行委員会”が主催し、平和・環境・科学・共生をテーマとしていて、単なる子供たちの絵画の展示ではなく、深い文化交流と友好の架け橋となる展覧として、それぞれの国の多彩な文化と独特の芸術表現を絵筆を通してこのテーマをメッセージとして伝える展覧となっていて、開幕式には受賞者の子供らも参加した。
この急速なグローバル化の時代において、文化の交流と理解は特に重要で、国際児童美術展は、子どもたちの純粋な心と国境を越えた友情を映し出す明るい鏡のようなものであり、素晴らしい異文化交流の場を設けるため、主催者は今後もこのような文化交流活動を推進し、次世代の日中両国の緊密な関係と友好関係の構築を目指していくとしている。
開幕テープカット
松谷孝征氏による祝辞
手塚プロダクション松谷孝征代表取締役社長は「手塚治虫が後輩たちによく語っていたのは、漫画や絵ばかり勉強するのではなく、本や映画、など様々な分野を勉強することでそれが作品の根幹となるので、広く学んでほしい」と子供達にエールを送った。
羅玉泉センター長の挨拶
中国文化センターの羅玉泉センター長は「世界の子供達の心は一つで平和で美しい世界を作りたいという純粋な気持ちが伝わる。本展の主催者はアニメの展覧を10年以上継続して開催していて、子供達のレベルも年々向上している。今後も交流を通じて世界の平和と美しさをもたらしてくれることを期待している。」と述べた。
李 秉澤君の挨拶
今回受賞者を代表して、7歳の李 秉澤君は「僕は絵を描く事が大好きで、このように皆さんが絵を見に来てくれたことが嬉しい」と受賞の喜びを語った。
鈴石弘之氏による祝辞
NPO法人 市民の芸術活動推進委員会及びCCAAアートプラザ(CCAA芸術空間)理事長の鈴石弘之氏は、 「中国と日本の子供の絵が一堂に会しているということが平和の象徴だと感じている」と祝辞を述べた。
記念集合写真
受賞した作品の前で賞状を掲げる児童たち